本日7月4日(月)は、ふるさと給食
平成12年より実施されている「新冠町ふるさと給食」は、新冠町で生産された身近な地元の食材を使うことで、子どもたちに、
◆食に対して関心を持ってもらいたい ◆新冠町の一次産業について理解を深めてほしい ◆地産地消、など多くの目的をもって行われています。


初公開 「給食ができるまで」
今日はふるさと給食の日なので調理員さん5名が勢ぞろいです。

新冠産のじゃがいも、ニンジン、玉ねぎ、いつものカレーの材料の他に今日はズッキーニ、アスパラ、ピーマン、トマトやキュウリと夏野菜も加わってとても大変な量になっています。

その野菜たちをひたすら、洗う、皮をむく、切る作業が続きます。
長い時間立ったまま、かがんで作業するので腰も痛くなってきます。
野菜をどのくらいの大きさに切るかどのくらいが食べやすいか細かい確認も忘れません。

そして切ったばかりの夏野菜をそのまま素揚げします。
高温の油がはいったお釜の前に立つだけで熱い!暑い!
同時進行でいろいろな作業が進められていきます。材料を炒めたり、分量を量ったり、食器の準備をしたり、休む暇もなく、もくもくと作業していきます。


 
サラダの味付けも細かい微調整を何度もして、よりおいしいものになっていきます。

ご飯が炊きあがったら各クラスの食缶に移すのですが、これがまた大変です!
お釜は重いし、ご飯が熱い!湯気が暑い!180人分のご飯の量は圧巻です。

大量のルーを入れてゆっくりゆっくり混ぜながら、出来上がりを待ちます。
このときも腕だけじゃなくて体全体を使って混ぜます。

全部の工程が時間との闘いです。早すぎてもダメだし、遅くてもダメだし…。

出来上がったものをすべて配膳し、牛乳もプリンも全員分数え、検食の準備も終え、よし!これで終了―!


ではないのです…。
大きい大きいお釜や調理するのに使ったすべての器具を洗わなければいけません。しかも隅々まで丁寧に。


そして午後からはみんなが食べ終わった食器を洗います。
本当に体力勝負です。大変だー。

これからは今まで以上に感謝の気持ちを忘れずに、おいしく頂きたいと思いました。
調理員さん本当にいつもありがとうございます。



今日のメニューは、
■つぶカレー(アスパラ、ピーマン、ズッキーニのせ)
■カプレーゼ風サラダ
■ミルキープリン
■ホロシリ牛乳(コーヒー味)
でした。


生産者さんへの感謝、保護者への感謝、給食のシステムを作ってくれている町役場への感謝など、たくさんの感謝がありますが、今回は、毎日給食を作ってくださっている調理員さんについて取り上げてみました。

みんな、調理室で、どんなことが行われているのか、見たことないでしょ?
ずーっと作業してくれているんですよ。

こうやって写真で見てみるだけでも、その大変さが伝わってきますね。


つぶが大好きな人、ピーマンが大好きな人、アスパラが大好きな人、ズッキーニが大好きな人、トマトが大好きな人、ホロシリ牛乳を何本も飲む人、ミルキープリンを何個も食べる人。

みんな楽しく、美味しそうに食べています。
撮影に協力してくれたみなさん、ありがとう。