CUD(カラーユニバーサルデザイン) |
より多くの人が「使いやすい」「わかりやすい」と感じるものづくり、仕組みづくりをしようという「ユニバーサルデザイン」。その考え方は色使いにも共通します。
ここでは多くの人が見やすい方法について紹介しまね。
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色を変える |
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最も基本的な方法です。シミュレーションツールや色弱者の意見を聞きながら、見やすい色に変更します。ただし、デザインイメージが大きく変更するので、使用できる場面が限られる手法です。
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情報を加える |
カラーユニバーサルデザイン(CUD)で大切なことは、「色だけで情報を伝えない」ということです。一般色覚者だけではなく、全ての人が理解しやすいデザインにするために、色の情報に他の要素を加えることも必要です。
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濃さを変える |
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色相を変えずに濃さ(明度)を変えることでも見やすくなります。色弱者の多くは一般色覚者が気づかないような濃さの違いにも敏感に識別できます。
このことを活用するれば、イメージを極端に変えずにCUDが可能です。
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色の面積を広くする
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微妙な色の違いで判断する色弱者はもちろん、一般色覚者にとっても細かい色名を判断するのは難しいものです。
逆に面積が広ければ色弱者も経験上から色を判断できます。
ただし、面積を広くしただけでは経験値の浅い子どもなどには判断できないことがあるので、他の方法と合わせることが望まれます。
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ハッチングを加える |
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色名を加える |
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←
斜線やドットなどの模様を加える。
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→
用紙に色名を書いておく。
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